痛み止めが効かない痛みでお悩みの方へ|八代市の整体で見る「痛みの原因」

痛み止めが効かない痛みでお悩みの方へ|八代市の整体で見る「痛みの原因」
痛み止めを飲んでも痛い。
その時、身体の中では何が起きているのでしょうか。
痛み止めを飲んだけど、効かない。
そう感じている方は少なくありません。
病院で検査を受けた。
薬も飲んでいる。
湿布も貼っている。
それでも痛い。
そんな状態が続くと、
「なぜ効かないのだろう」
「自分の痛みはおかしいのではないか」
「このままずっと痛いのではないか」
と不安になると思います。
でも、ここで一度、考えてみてほしいことがあります。
痛み止めは、本当に効いていないのでしょうか?
痛み止めを飲んでも痛い。
その時、あなたは
「薬が効いていない」
と感じるかもしれません。
その痛み止めは、
本当にまったく効いていないのでしょうか?
それとも、
効いた上で、なお痛みが残っている
のでしょうか?
この二つは、似ているようで違います。
痛み止めによって、痛みの感覚は鈍くなります。
だから、一時的に痛みに気づきにくくなることがあります。
でも、それは
身体の状態そのものが良くなった
ということとは違います。
痛みを感じにくくなっている間も、
身体の中では、まだ負担が続いているかもしれません。
そして、その負担が大きくなってくると、
痛み止めで感覚を鈍くしても、見ないふりができなくなってきます。
薬を飲んでもなお残る痛みは、
身体の中で何が起きているのでしょうか。
ここを考えることが、とても大切です。
痛み止めで痛みが楽になることと、身体そのものが改善していくことの違いについては、こちらの記事でも詳しく書いています。
この記事では、そこからさらに一歩進んで、
痛み止めを飲んでも残る痛みを、整体ではどう見ているのか
についてお伝えします。
痛みが強くなる時、身体では何が起きているのでしょうか?
あなたは、同じ痛みでも、
強く感じる時と、あまり気にならない時がありませんか?
痛みが強くなる時と、
あまり気にならない時。
その違いは何でしょうか。
痛みに意識が向いているから、痛みが強くなるのでしょうか。
私は、それだけではないと考えています。
大切なのは、
痛みに意識が向いていること
ではなく、
痛みに対して身体が反応していること
です。
痛みに気づいていても、
その痛みに反応しなければ、痛みは大きくなりにくい。
でも多くの場合、痛みに対して私たちは反応します。
「嫌だ」
「早く消えてほしい」
「また痛くなった」
「なんでまだ痛いんだろう」
「悪くなっているのではないか」
このように、痛みに対して反発したり、嫌悪したりします。
すると、身体では何が起きるでしょうか。
力が入ります。
踏ん張ります。
緊張します。
痛い場所を守ろうとして、身体が固まります。
その結果、身体への負担はさらに増えます。
痛みの悪循環
痛みがある。
その痛みに反発する。
身体に力が入る。
踏ん張る。
緊張する。
さらに痛みが強くなる。
そして、痛みが強くなると、
もっと力が入ります。
この繰り返しです。
この悪循環が何度も何度も繰り返されると、
痛い場所だけではなく、全身がガチガチに強張っていきます。
痛み止めを飲んでも痛い。
痛み止めが効かないように感じる。
その背景には、
このような痛みの悪循環が何重にも重なっていることがあります。
だから大切なのは、
痛みを無理に消そうとすることだけではありません。
まず必要なのは、
緊張が緩むこと。
力が抜けること。
では、どうすれば力は抜けるのでしょうか?
ここでも、考えてみてください。
「力を抜いてください」
そう言われて、すぐに力を抜けますか?
多くの方は、難しいと思います。
なぜなら、力が入っていることに、
自分では気づきにくいからです。
力を入れているつもりはない。
でも、身体に触れると固まっている。
楽にしているつもりでも、肩や腰や足に力が入っている。
抜こうとしても、どう抜けばいいのか分からない。
このような方は、とても多いです。
では、なぜ力が抜けないのでしょうか。
それは、
身体の感覚が分かりにくくなっているから
です。
目隠しをしたまま、車を運転できますか?
たとえば、車の運転を想像してみてください。
目隠しをしたまま運転して、
思い通りにハンドルやアクセルを操作できるでしょうか。
できないと思います。
道が見えない。
どのくらい曲がればいいか分からない。
どのくらいスピードが出ているか分からない。
前に何があるか分からない。
その状態では、どうしても操作が大きくなります。
必要以上にハンドルを切ったり、
アクセルを強く踏んだりします。
身体も同じです。
自分の身体の感覚が分かりにくくなると、
身体はちょうどよい力加減が分からなくなります。
だから、必要以上に力が入る。
踏ん張る。
緊張する。
固まる。
本人は普通にしているつもりでも、
身体の中では、強すぎる力で頑張っていることがあります。
気づくことで、身体は緩み始める
力を抜くために必要なのは、
ただ「リラックスしよう」と頑張ることではありません。
大切なのは、
身体の状態に気づくこと
です。
どこが固まっているのか。
どこに力が入っているのか。
どこが冷えているのか。
どこに血が通っていない感じがあるのか。
どこが動かず、塊のようになっているのか。
そこに深く気づくこと。
ただ、こう聞くと、
「自分で気づかないと変わらないの?」
「自分では分からないから困っているんだけど」
と思う方もいるかもしれません。
でも、気づくのは、
必ずしも本人だけでなくてもいいのです。
例えば、服の背中に値札のシールがついたままだったとします。
自分では見えないので、まったく気づきません。
でも、目の前の人が背中のあたりをじっと見ていたら、どうでしょうか。
「え、何かついてる?」
「もしかして、値札ついたまま?」
そんなふうに、自分でも急にその場所が気になり始めると思います。
身体も、少しこれに似ています。
本人が気づいていない緊張でも、
施術者がその場所に丁寧に触れ、深く気づいていく。
体温。
血流。
硬さ。
緊張。
動きのなさ。
そういう状態を丁寧に感じ取っていく。
すると、相手の身体もその場所に気づき始めるように、
少しずつ反応が変わっていきます。
それまで固まった塊のようだった場所に、
ふっと揺らぎが出てくる。
力を抜こうとしていないのに、
自然に力が抜けてくる。
これは、無理に緩めているのではありません。
身体が自分の状態に気づき、
必要以上に力を入れなくてもよいと分かってくるからです。
痛み止めは、どちらの方向に進んでいるのでしょうか?
ここで、もう一つ考えてみてください。
力を抜くために必要なのは、
身体の感覚に気づくことだとお伝えしました。
では、痛み止めを飲むことは、
どちらの方向に進んでいるのでしょうか。
痛み止めは、痛みの感覚を鈍くしてくれます。
痛みが強すぎる時、薬で楽になることは大切です。
眠れないほど痛い。
動けないほど痛い。
日常生活ができないほどつらい。
そのような時に、痛み止めが助けになることはあります。
ただ、感覚を鈍くすることと、
身体の感覚に気づいていくことは、同じ方向ではありません。
痛み止めで痛みを感じにくくしている間、
身体がどこで力を入れているのか、
どこで踏ん張っているのか、
どこが固まっているのかに気づきにくくなることがあります。
薬で痛みを抑えることが、悪いわけではありません。
ただ、痛み止めを飲んでも痛みが残る。
飲んでも飲んでも、また痛くなる。
そのような時は、
ただ感覚を鈍くするだけではなく、
身体の感覚に気づいていく方向
も必要なのかもしれません。
痛みを感じないようにすること。
身体の状態に気づけるようになること。
この二つは、似ているようで、
身体にとってはまったく違う方向です。
整体は、リラックスを学ぶ場所
私は、整体はただ痛みを取る場所ではなく、
リラックスを学ぶ場所
だと考えています。
力が抜けて初めて、
自分がどれだけ力を入れていたのかに気づきます。
施術を受けて、
「あ、こんなに身体が軽かったんだ」
「今までこんなに力が入っていたんだ」
「この状態が楽なんだ」
と分かる。
でも、一度でずっとその状態が続くとは限りません。
日常に戻ると、また力が入ります。
痛みに反応します。
踏ん張ります。
いつもの癖で、身体はまた緊張します。
でも、そこで終わりではありません。
この繰り返しの中で、身体は少しずつ学習していきます。
力が抜ける状態。
楽な状態。
安心して動ける状態。
痛みに反応しすぎない状態。
それを身体が覚えてくると、
以前よりも緊張に気づけるようになります。
そして、緊張に気づけるようになると、
力が入りっぱなしになる前に、少しずつ緩みやすくなります。
その結果、楽な状態を維持しやすくなっていきます。
痛み止めが効かない痛みでお悩みの方へ
痛み止めを飲んでも痛い。
その状態は、とてもつらいと思います。
でも、その痛みは、
ただ薬が効いていないだけではないかもしれません。
痛みに反応し続けた結果、
身体に力が入り、踏ん張り、緊張し、
全身がガチガチに強張っているのかもしれません。
その場合、必要なのは、
さらに力で押さえつけることではありません。
まずは、身体が緩むこと。
力が抜けること。
そして、自分の身体の感覚を取り戻していくこと。
痛みを無理に消そうとするのではなく、
痛みを大きくしている身体の反応に気づいていくこと。
そこから、身体は少しずつ変わり始めます。
たぐち神経整体院では、痛い場所だけを見るのではなく、
身体全体の緊張、力の入り方、呼吸、動き、反応を丁寧に見ていきます。
痛み止めを飲んでも変わらない痛みでお悩みの方は、
一度ご相談ください。
あなたの身体が、どこで力を入れ続けているのか。
どこから緩み始めるのか。
一緒に丁寧に見ていきます。